活動のようす


社会見学~石見銀山 令和4年6月5日(日)


 今年は、春に社会見学を企画。青もみじもいいな~の声にお応えすべく、石見地世界遺産「石見銀山」の歴史と、春の山陰路を楽しみました。コロナ感染予防のこともあり、遠出は無理ですが、石見のお宝を堪能です。

 2年前にも三瓶と抱き合わせでこの地にも行きましたが、十分な時間がなくて、街中をするりと通り抜けた感じでした。今回は、銀山カート部、自転車散策部の二手に分かれ、目指すは銀山の龍源寺間歩(坑道)です。

 大久保間歩に次ぐ大きな間歩です。石見銀山は、1527年、九州博多の豪商 神屋寿禎により発見されて以来、閉山した昭和18年までの230年間にもわたり、幕府 日本の経済を支えた銀の産地でした。銀の発掘が盛んな時期には、小さな街並みに20万人もの人が住んでいたそうです。そんな古き時代の反映を忍ばせるような街並みや豪商の家を散策。そしてお昼は、のんびりお蕎麦を食べて楽しみました。

 間歩の中は涼しい。水がたまり、間歩を掘るには外へ水を出す作業もあったそうです。

 この間歩を、ノミで掘ったなんですごいです。

 掘り出された銀は、大森の山越えをして、温泉津の港から海外へ船で運ばれたことを知り、旅の終わりは、ガイドさんに教えてもらった温泉津の港に行きました。ここからたくさんの銀が、海外へまで輸出されていたなんて…なんとも、感慨深い思い出、小雨の降る港を見下ろしました。