東北の被災地から阿蘇へ、阿蘇の被災地から江津へと「笑顔で元気を出して」と届けられたひまわりの種。昨年８月の豪雨災害で被害の大きかった桜江町市山の皆さんと、被災地の畑いっぱいに、笑顔のひまわりをと思いを込めて「ひまわり大作戦in江津」がスタートしました。

　ロシアンひまわり、背丈１m50cm以上にもなるビッグひまわりです。畑に植える前準備で、ポットに種をまきました。ポットの土に小さな穴をあけ、ていねいに2粒ずつ置いていきました。なにせ千粒もあるのですから、たくさんあるポットも足りません。学校や保育所にも、この種を持参することにしました。

　たくさんのポットやプランターにまかれた種にたっぷりの水をやり、あとはおひさまの光を受けて、畑に植えるまで大きく元気に育ってね…。

　芋ほりの日に合わせて、ひまわり畑に立てる大きな看板作りをしました。看板は２枚。遠くからでもしっかり見えるようにと、みんなで頑張りました。

　ひまわりの花弁、葉っぱは、みんなの手形にしました。手のひらにペン気をつけて、恐る恐る看板に押しあてます。はじめのうちは手がすくんでいたけど、次第に調子が出てきて面白くなり、もうどこが花弁なのかわからないほど、全面花弁になってしまいました。

　ゴッホのひまわりにも決して負けていませんよ。まさにアートな看板が、みんなの手の中から生まれました。